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認知症の悪化は脱水が原因かも?高齢者が脱水になりやすい理由を図解で解説

2025年2月28日

最近、親の様子がいつもとどこか違う。ぼんやりしていたかと思うと、急に怒り出す。同じ話を繰り返したり、話が噛み合わないこともある。

「やっぱり認知症が進んでいるのかな…」と不安になる気持ちはよくわかります。でも、その前に一度立ち止まって確認してほしいことがあります。

実は、こうした症状の多くは「脱水症」によって引き起こされることがあります。 ケアマネジャーとして14年間、500件以上の在宅介護の相談に携わってきた中で、「認知症が悪化した」と思われていたケースの中に、水分不足が原因だったケースが少なからずありました。

高齢者の体は水分不足に陥りやすく、その影響は認知症だけではありません。そのメカニズムを図解で解説します。

「体内水分の摂取量と排出量のバランスが崩れる」図。

高齢者の体は成人に比べて水分量が少なく、少しの摂取不足でもバランスが崩れやすい状態です。若い頃と同じ生活をしていても、気づかないうちに脱水が進んでいることがあります。

「世代別体内の水分蓄積量」の図。
「筋肉量の低下で水分の蓄積量低下」の図。

理由1

高齢になると筋肉量が落ちます。筋肉は水分を蓄える役割があるため、筋肉が減ると体内に保持できる水分量も減少します。

「腎機能の低下で水分の再吸収量低下」の図。

理由2

加齢とともに腎機能が低下すると、尿の濃縮力が落ち、水分が排出されやすくなります。

「喉の渇きの鈍化」の図。

理由3

高齢者は喉の渇きを感じる「口渇中枢」の感度が低下します。実際は脱水状態でも、本人は「喉が渇いていない」と感じてしまいます。

「体内の水分量減少の理由まとめ」の図。
「脱水症が認知症のリスク、血流悪化などを引き起こす」ことを解説した図。
「1日1,500㎖の水分が必要」の図。

この記事でわかったこと

  • 高齢者は体の構造上、脱水になりやすい
  • 喉が渇かなくても、すでに脱水が始まっている可能性がある
  • 認知症の「困った行動」は脱水が引き金になることがある
記事の終わりを示すTHE ENDの画像
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tefutefu

この記事を書いた人

tefutefu

元ケアマネジャー(支援300件以上、相談1000件以上)。企業向け「仕事と介護の両立」セミナー、一般の介護者向けセミナーの講師としても活動。これまでの経験をもとに、在宅介護者向けの認知症ケア情報や、介護をひとりで抱え込まないための情報を発信中。

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